訓 練 試 験 科 目 一 覧

○G1、G2、PGH1、PAH1、PBH1、PSH1は他の訓練資格が無くとも直接受験できる

○PAH2、PBH2、PSH2はいずれかの1の試験に合格している犬が受験できる。

○PAH3、PBH3、PSH3はいずれかの2の試験に合格している犬が受験できる。

○PHについてはPAH2、PBH2、PSH2の試験に合格している犬が受験できる。

評価
100点 90点以上
 90点未満 80点以上 特良
 80点未満 70点以上
 70点未満 60点以上
  60点未満 不合格


服従第1科目 Gehorsam 1 (G1)(生後6ヵ月以上)
科   目 点数 実   施   要   領
1.紐付脚側行進 20点

犬に紐を付け全45歩(15歩・15歩・15歩)のクランク形コースを脚側行進する。
脚側行進は往復とし、往路は常歩で、復路は速歩とする。
指導手は、出発点で犬を脚側停座させ、審査員の指示により、紐を持ち常歩で出発し、終点において右回りで回転して折り返し、そのまま止まらずに速歩で出発点に戻り、向きをかえ脚側停座させる。
声視符は、出発、屈折、回転、停止等で各々1回とする。

2.紐付立止 20点

指定された地点で犬に紐を付けたまま立止させ、紐の末端を持ち、審査員の指示により、犬を中心にその周辺を右回りと左回りとで各1回まわり(その間犬は静かに立止している)審査員の指示により、脚側停座させる。

3.紐無脚側行進 20点

紐無しで、G1の1項の「紐付脚側行進」と同じコースと同じ要領で脚側行進をする。
紐は、出発点で脚側停座させてから外し、出発点に置くか又は指導手の肩か首に掛ける。

4.停座及び招呼 20点

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、指導手だけ常歩で約10歩前進し、回れ右をして犬と対面し、審査員の指示により犬を招呼する。犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付けてもよい。

5.休止 20点

犬に紐を付けたまま伏臥させ、3分間、休止させる。その際、犬は腰を崩さなくてもよく、また、紐の末端は杭等に結んでもよい。
審査員の指示により、指定された地点で犬を伏臥させたら、指導手は犬の正面方向に常歩で犬から離れ物陰に隠れる。3分経過後、審査員の指示により、常歩で犬のもとに戻り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

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服従第2科目 Gehorsam 2 (G2)(生後6ヵ月以上)
科   目 点数 実   施   要   領
1.紐付脚側行進 20点 実施要領等は、G1の1項の「紐付脚側行進」と同じ。
2.紐無脚側行進 20点 実施要領等は、G1の3項の「紐無脚側行進」と同じ。
3.停座及び招呼 10点

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩にて脚側行進で前進し、約10歩前進した地点で犬に停座を命ずる。命ずる際には、指導手は声符と視符を併用してもよく、また、その場に一時止まってもよい。犬が停座したら、指導手のみ常歩で約15歩前進した地点で回れ右をして犬と対面し、審査員の指示により、犬を招呼し、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

4.伏臥及び招呼 10点

実施要領等は、G2の3項の「停座及び招呼」に順ずるが、停座の動作を伏臥に換える。

5.立止 10点

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩にて脚側行進で前進し、約10歩前進した地点で犬に立止を命ずる。命ずる際には、指導手は声符と視符を併用してもよく、また、その場に一時止まってもよい。犬が立止したら、指導手のみ常歩で約15歩前進した地点で回れ右して折り返し、常歩で犬のもとに戻り、立止している犬の後を回り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

6.物品持来 10点

持来させる物品はボール以外のものとする。
出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、前方7m以上に物品を投げ、審査員の指示により、犬に「持って来い」等の命令をかけ、出発させて、物品を持来させる。犬が物品を持来したら、直前に対面停座させ、審査員の指示により、物品を受け取り、審査員の指示により、脚側停座させる。その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

7.障害飛越 10点

障害の高さは約80cmとし(公認犬種外の場合は概ね犬の体高の1.2倍)飛越は片道とする。
障害から任意の地点で犬を停座させ、審査員の指示により、犬に「飛べ」等の命令をかけ、出発させて、障害を飛越させた後、立止を命ずる。犬が完全に停止したら、審査員の指示により、指導手は犬のもとに至り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

8.休止 10点

犬を伏臥させ、腰を崩させて(手を使ってよい)休めの姿勢をとらせて、5分間、休止させる。指定された地点で犬を伏臥させたら指導手は、犬の正面方向に常歩で犬のもとから離れ物陰に隠れる。5分経過後、審査員の指示により、常歩で犬のもとの地点に戻り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

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警察犬服従第1科目 Polizei Gehorsam Hund 1(PGH 1)(生後6ヵ月以上)
服従作業 1(30点)
1.高所通過

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩で紐無脚側行進にて前進し、ブリッジに至り、犬のみブリッジを渡らせて、指導手は常歩で犬の側を歩き、犬がブリッジから降りたら、そのまま常歩で紐無脚側行進にて、約10歩前進し、回れ右して脚側停座させる。

10点
2.高所立止

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩で紐無脚側行進にて前進し、ブリッジに至り、犬のみブリッジを渡らせて、ブリッジの中央付近において立止を命じ、指導手は常歩でブリッジから約10歩前進し、回れ右して犬と対面し、審査員の指示により、犬を招呼する。犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

12点
3.置き持来

約10m先の台(特に指定なし)上に布片(ハンカチ大)を置き、指導手は出発点に戻り、その場に止まり、犬に布片を持来させる。
出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、犬に命じて布片を持来させる。犬が布片を持来したら、対面停座させ、審査員の指示により、布片を正面で受け取り、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後ろを回っても、直接左脚側に付いてもより。

8点
服従作業 2(70点)
1.紐無脚側行進

紐無しで全50歩(15歩・20歩・15歩)のクランク形コースを脚側行進する。脚側行進は往復とし、往路は常歩(約20歩)緩歩(約10歩)常歩(約20歩)とし、復路はすべて速歩とする。
出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩にて脚側行進で前進し、第1屈折後約5歩にて緩歩となり、約10歩にて再び常歩に戻し、終点で右回りして折り返し、そのまま止まらずに速歩にて出発点に戻り、向きをかえ脚側停座させる。
声視符は、出発、屈折、回転、速度の変化、停止等で各々1回とする。
紐は、出発点で脚側停座させてから外し、指導手の肩か首に掛ける。

12点
2.停座及び招呼

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩にて脚側行進で前進し、約10歩前進した地点で犬に停座を命ずる。命ずる際には、指導手は歩度を変えることなく停座を命じ(声符と視符を併用してよい)指導手のみ常歩で約15歩前進し、回れ右をして犬と対面する。審査員の指示により、犬を招呼し、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

8点
3.伏臥及び招呼

実施要領等は、PGH1の服従作業2の2項の「停座及び招呼」に準ずるが、停座の動作を伏臥に換える。

8点
4.立止

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩にて脚側行進で前進し、約10歩前進した地点で犬に立止を命ずる。命ずる際には、指導手は歩度を変えることなく立止を命じ(声符と視符を併用してよい)指導手のみ常歩で約15歩前進した地点で回れ右して折り返し、常歩で犬のもとに戻り、立止している犬の後を回り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

8点
5.物品持来

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、重さ100g以上の木製のダンベルを前方7m以上に投げ、ダンベル静止後、審査員の指示により、犬に「持って来い」等の命令をかけ、出発させて、ダンベルを持来させる。犬がダンベルを持来したら、対面停座させ、審査員の指示により、正面で受け取り、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

8点
6.障害飛越

障害の高さは約80cmとし(公認犬種外の場合は概ね犬の体高の1.2倍)飛越は片道とする。
障害から任意の地点で犬を停座させ、審査員の指示により、犬のみ出発させて障害を飛越させた後、立止を命ずる。犬が完全に停止したら、審査員の指示により、指導手は犬のもとに至り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

8点
7.休止

犬の紐を外し伏臥させ(その際手を使ってもよい)、5分間の休止を命ずる。
審査員の指示により、指定された地点で犬を伏臥させたら、指導手は犬の正面方向に常歩で犬から離れ物陰に隠れる。5分経過後、審査員の指示により、常歩で犬のもとに戻り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

8点
8.立止時の銃声テスト及び対人態度等

犬に紐を付けてもよく、又紐無しでもよい。
立止時の銃声テストは、指定された地点で犬に立止を命じ、指導手は犬の身体に触れることなくその側に立つ。約10m離れた地点でピストル(陸上競技のスタート用)を発砲し、音響に対する態度を見る。1回にて判定困難な場合は再度発砲する。
対人態度等は、審査員が立止している犬の近くに寄り、指導手と話をするなどしながら、犬の態度等を観察する。

10点
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警察犬臭気選別第1科目 Polizei Auswahlug Hund 1(PAH 1)(生後6ヵ月以上)
服従作業(70点)
1.紐無脚側行進 実施要領等は、PGH1の服従作業2の1項の「紐無脚側行進」と同じ。 12点
2.停座及び招呼 実施要領等は、PGH1の服従作業2の2項の「停座及び招呼」と同じ。 8点
3.伏臥及び招呼 実施要領等は、PGH1の服従作業2の3項の「伏臥及び招呼」と同じ。 8点
4.立止 実施要領等は、PGH1の服従作業2の4項の「立止」と同じ。 8点
5.物品持来 実施要領等は、PGH1の服従作業2の5項の「物品持来」と同じ。 8点
6.障害飛越 実施要領等は、PGH1の服従作業2の6項の「障害飛越」と同じ。 8点
7.休止 実施要領等は、PGH1の服従作業2の7項の「休止」と同じ。 8点
8.立止時の銃声テスト及び対人態度等 実施要領等は、PGH1の服従作業2の8項の「立止時の銃声テスト及び対人態度等」と同じ。 10点
臭気選別作業(30点)

 出発点から距離約10m前方の地点に、選別台を横位置に配置する。
 選別台に置く選別物品は、本臭(指導手の直付臭)を付けた選別物品1点と誘惑臭(同一人の第三者の直付臭)を付けた選別物品4点とする。
 選別台に選別物品を置くのは、指導手以外の者とし、ピンセット等を使い選別物品に他の臭気を付けないようにして、ピンセットで穴の中に軽く押し込む。
 指導手は出発点の手前で選別台に背面して立ち、犬を脚側停座させ審査員の指示を待つ。
 審査員の指示により、回れ右して選別台に直面し、犬を脚側停座させ、本臭の付いた選別物品(原臭)を受け取り、犬に嗅がせた後、選別台に向けて出発させ、選別台上の選別物品(対象臭)の選別をさせる。
 犬が選別を完了し、選別物品(対象臭)をくわえ指導手のもとに戻り、犬が直前にきたら対面停座させ、選別物品(対象臭)を受け取り、脚側停座させ、選別物品(対象臭)を審査員に提出する。
 なお、犬が選別物品をくわえたら、招呼せずに自主的に戻ることが望ましい。
 作業制限時間は、出発点で本臭の付いた選別物品(原臭)を渡してから、選別した選別物品(対象臭)を受け取るまで、1分以内とする。
 以上の実施要領により、本臭の付いた選別物品(対象臭)の位置を変えて4回行うが、連続3回正解した場合は4回目を省略する。なお、本臭の付いた選別物品(対象臭)を置く位置は、その都度、審査員の指示による。


連続3回成功 30点
3回成功 (1回失敗) 20点
2回成功 (2回失敗) 15点
3回失敗 不合格
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警察犬警戒第1科目 Polizei Bewachrung Hund 1(PBH 1)(生後6ヵ月以上)
服従作業(70点)
1.紐無脚側行進 実施要領等は、PGH1の服従作業2の1項の「紐無脚側行進」と同じ。 12点
2.停座及び招呼 実施要領等は、PGH1の服従作業2の2項の「停座及び招呼」と同じ。 8点
3.伏臥及び招呼 実施要領等は、PGH1の服従作業2の3項の「伏臥及び招呼」と同じ。 8点
4.立止 実施要領等は、PGH1の服従作業2の4項の「立止」と同じ。 8点
5.物品持来 実施要領等は、PGH1の服従作業2の5項の「物品持来」と同じ。 8点
6.障害飛越 実施要領等は、PGH1の服従作業2の6項の「障害飛越」と同じ。 8点
7.休止 実施要領等は、PGH1の服従作業2の7項の「休止」と同じ。 8点
8.立止時の銃声テスト及び対人態度等 実施要領等は、PGH1の服従作業2の8項の「立止時の銃声テスト及び対人態度等」と同じ。 10点
警戒作業(30点)
1.襲撃 指定された地点で犬を紐付きで待機させ、審査員の指示により、仮装犯人が片袖防禦衣を付け約3mの距離を保って犬に対して威嚇動作を示す。(この時指導手は犬を鼓舞する動作をしてもよい)審査員の指示により、犬に「襲え」の命令をかけ、犬と共に仮装犯人に向かって進み、紐をゆるめるか、又は、放して、襲撃、咬捕させる。              15点
2.中止 犬が仮装犯人を完全に咬捕したら、審査員の指示により、犬に「止め」の命令をかけ、直ちに咬捕を中止させ、伏臥又は、停座の姿勢をとらせる。  10点
3.監守態度 犬が伏臥したら、審査員の指示により、犬に「守れ」の命令をかけ、仮装犯人を暫時監守させ、審査員の指示により、その場に犬を脚側停座させ終了とする。 5点
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警察犬足跡追及第1科目 Polizei Suche Hund 1(PSH 1)(生後6ヵ月以上)
服従作業(70点)
1.紐無脚側行進 実施要領等は、PGH1の服従作業2の1項の「紐無脚側行進」と同じ。 12点
2.停座及び招呼 実施要領等は、PGH1の服従作業2の2項の「停座及び招呼」と同じ。 8点
3.伏臥及び招呼 実施要領等は、PGH1の服従作業2の3項の「伏臥及び招呼」と同じ。 8点
4.立止 実施要領等は、PGH1の服従作業2の4項の「立止」と同じ。 8点
5.物品持来 実施要領等は、PGH1の服従作業2の5項の「物品持来」と同じ。 8点
6.障害飛越 実施要領等は、PGH1の服従作業2の6項の「障害飛越」と同じ。 8点
7.休止 実施要領等は、PGH1の服従作業2の7項の「休止」と同じ。 8点
8.立止時の銃声テスト及び対人態度等 実施要領等は、PGH1の服従作業2の8項の「立止時の銃声テスト及び対人態度等」と同じ。 10点
足跡追及作業(30点)

 コースは全長150歩で2屈折の3直線の指導手の足跡とする。(地形によっては審査員の指示によりコース各辺の長短を変更することができる)
 遺留足跡を印跡した後、1分後に足跡追及作業を開始する。
 遺留物品は2個(途中に1個、最終地点に1個)とし、所要時間は犬が臭気をとり始めてから最終物品を発見(確認)するまで3分以内とする。
 紐の使用は任意とするが、使用する場合は紐の長さを約10mとし、紐の末端を持って追従してもよいが、紐の一部が必ず地面に接していることが必要である。紐を使用しない場合は約10m後を追従する。
 印跡は、審査員の指示により、指導手が出発点において約50cmの円形を充分に踏んだ後、その中央に指導手の臭気を直付けした布片(ハンカチ半分大)を置き出発し、通常の歩幅と速度で約50歩進んだ地点で第1屈折を直角に曲がる。曲がってから約20歩進んだ地点で第1遺留品を歩きながら印跡線上に落として、そのまま進み、約30歩進んだ地点で第2屈折を直角に曲がる。曲がってから約50歩進んだ地点を終点とし、そこに第2遺留物品(最終遺留物品)を落す。終点から出発点に戻る際は、印跡したコースから離れ迂回して戻る。使用する遺留物品は、布、木片とし、大きさは手帳大までとする。(ダンベル、ボール、その他色、大きさ、形状の目立つものは不可とする)
 追及作業の開始前にあらかじめ審査員に犬が遺留物品を発見した場合の動作(直前に座るか、伏せるか等)を報告する。なお、遺留物品を発見した時の動作は、口でくわえないこと。
 出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、指導手は「捜せ」等の命令をかけ、犬に方向を示すことなく追及させる。
 紐を使用する場合は、犬が印跡線上を進むにつれ紐を繰り出し、紐が伸びきる直前にその末端を持ち追従する。紐を使用しない場合は犬が印跡線上を約10m進んだらその間隔を保ちながら追従する。
 犬が第1遺留物品を発見したら、審査員の指示により、速やかに犬のもとに行き、遺留物品を受け取り、更に、指導手はその場に居て、その先の印跡を声符のみで追及させ、第2遺留物品(最終遺留物品)を発見したら、審査員の指示により、速やかに犬のもとに行き、遺留物品を受け取り、審査員に計2個の遺留物品を提出して終了とする。
 声視符の使用は、出発時、途中での遺留物品の発見時、再出発時、最終遺留物品の発見時だけとする。 

1. 出発点での犬の臭気採取態度 4点
2. 出発点から第1遺留物品までの追及態度 7点
3. 第1遺留物品の発見態度 4点
4. 第1遺留物品から最終遺留物品までの追及態度 10点
5. 最終遺留物品の発見態度 5点
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警察犬臭気選別第2科目 Polizei Auswahlung Hund 2(PAH 2)(生後10ヵ月以上)
服従作業(30点)
1.声符のみによる紐無脚側行進 コース、実施要領等は、PSH2の服従作業の1項の「声符のみによる紐無脚側行進」と同じ 5点
2.停座及び遠隔からの伏臥、招呼 実施要領等は、PSH2の服従作業の2項の「停座及び遠隔からの伏臥、招呼」と同じ。 5点
3.物品持来 実施要領等は、PSH2の服従作業の3項の「物品持来」と同じ。 5点
4.休止 実施要領等は、PSH2の服従作業の4項の「休止」と同じ。 5点
5.音響に対する確実性 実施要領等は、PSH2の服従作業の5項の「音響に対する確実性」と同じ。  10点
臭気選別作業(70点)
実施要領等は、PAH1の「臭気選別作業」に準ずるが、次の2点が異なる。

本臭は、指導手以外の第三者の直付臭とし、誘惑臭は、指導手及び本臭の第三者とは別人の第三者2名の直付臭とする。

本臭及び誘惑臭を直付した選別物品は、あらかじめ臭気を付着させ保存してものでもよい。なお、保存はそれぞれ各人ごとに二重のビニール袋に分けて入れ密封しておく。

以上の実施要領により、本臭の付いた選別物品の位置を変えて4回行うが、連続3回正解した場合は4回目を省略する。なお、本臭の付いた選別物品を置く位置は、その都度、審査員の指示による。


連続3回成功 70点
3回成功 (1回失敗) 60点
2回成功 (2回失敗) 40点
3回失敗 不合格
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警察犬警戒第2科目 Polizei Bewachrung Hund 2(PBH 2)(生後10ヵ月以上)
服従作業(35点)
1.声符のみによる紐無脚側行進

コース、実施要領等は、PSH2の服従作業の1項の「声符のみによる紐無脚側行進」と同じ。

5点
2.前進及び遠隔指導

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、指導手は出発点に止まったまま声視符により犬に前進を命じ、犬が約50歩前進したら、審査員の指示により、遠隔指導で犬を立止させ、審査員の指示により、犬を招呼し、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後ろを回っても、直接左脚側に付いてもよい。

   10点
3.停座及び遠隔からの伏臥、招呼

実施要領等は、PSH2の服従作業の2項の「停座及び遠隔からの伏臥、招呼」と同じ。

5点
4.障害飛越と物品持来

障害の高さは約1mとする。(公認犬種外の場合は概ね犬の体高の1.2倍)障害から任意の地点で犬を停座させ、審査員の指示により重さ500g以上の木製のダンベルを障害の向側に投げ、ダンベル静止10秒後、審査員の指示により、犬の連続声符「跳べ」「持って来い」の命令をかけ、障害を飛越させて、犬がダンベルをくわえて再び障害を飛越して指導手のもとに戻ったら、対面停座させ、審査員の指示により、犬に声符「出せ」又は「放せ」の命令をかけ、ダンベルを両手で受け取り、これを胸のところに保持した後、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左側に付けてもよい。
犬が脚側停座したら、両手で持っているダンベルを右手のみで持って下ろす。

5点
5.休止

実施要領等は、PBH1の服従作業7項の「休止」に準ずるが、犬に腰を崩させる場合に、手で押したりしないことが異なる。

5点
6.音響に対する確実性

犬に紐を付けてもよく、又紐無しでもよい。
立止時の銃声テストは、指定された地点で犬に立止を命じ、指導手は犬の身体に触れることなくその側に立つ。約10m離れた地点でピストル(陸上競技のスタート用)を発砲し、音響に対する態度を見る。1回にて判定困難な場合は再度発砲する。
なお、前項の「休止」が終了した後に実施する。

5点
警戒作業(65点)
1.仮設倉庫の
 パトロール

 倉庫等を想定したテント状の遮蔽物を、左右同間隔で左側2箇所、右側2箇所の計4箇所に設置し、その内の指定された3箇所をパトロールさせる。遮蔽物間の距離は、それぞれ約50歩とする。
 出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、指定された第1の遮蔽物を目標として犬に示し「前へ」等の命令をかけ、遮蔽物に向け速やかに出発させ、その内部及び周囲を捜索させて、続いて、声視符で、指定された第2、第3の遮蔽物を同様にパトロールさせる。
 この間、指導手は左右遮蔽物のほぼ中央を犬より前に出ることなく、1コースで1声視符の命令を与えながら直進する。

20点
2.仮装犯人の
 発見及び咆哮

仮装犯人は最終の遮蔽物に隠れており、その仮装犯人を発見した犬は、直ちに咆哮により指導手に知らせると共に、仮装犯人に対して連続咆哮して、威嚇、禁足を行う。

15点
3.仮装犯人の
 逃走補捉

 審査員の指示により、指導手は仮装犯人が隠れている遮蔽物へ行き、遮蔽物から約2m離れた地点に立ち、審査員の指示により、犬に「止め」の命令をかけ、咆哮を止めさせ、犬を指導手のもとに呼び寄せて、脚側に伏臥させ、監視を命じた後、仮装犯人を遮蔽物の外に出させてから、仮装犯人のもとに至り、身体検査をする。身体検査は仮装犯人に両手を上げさせ、まず後方から、続いて前方に回って行い、終わったら両手を下ろさせる。両手を下ろした際に、仮装犯人は逃亡を図る。これを見た犬は指導手の命令無しに直ちに追走し咬捕する。犬が咬捕したら、仮装犯人は犬を引きずるように約5歩位逃亡し立ち止まる。仮装犯人が動作を中止したら、審査員の指示により、犬に「止め」の命令をかけ、咬捕を速やかに止めさせ、指導手は犬のもとに速やかに近付く。

15点
4.仮装犯人の
 監守と護送

 審査員の指示により、指導手は犬を呼び寄せ左脚側に立たせ、更に、その左側に仮装犯人を立たせ、仮装犯人に「歩け」の命令をかけ、指定された地点まで約15mを側面護送し、審査員の指示により、仮装犯人と犬をその場に止まらせ、犬を脚側停座させ、仮装犯人を審査員に引き渡して終了とする。

15点
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警察犬足跡追及第2科目 Polizei Suche Hund 2(PSH 2)(生後10ヵ月以上)
服従作業(30点)
1.声符のみによる
 紐無脚側行進

コース、実施要領等は、PGH1の服従作業2の1項の「紐無脚側行進」に準ずるが、犬に対して声符のみにすることと、1コースの常歩行進中に左回転、3コースの常歩行進中に右回転を各1回行うことの3点が異なる。
左回転・右回転は、指導手が直径約50cmの円形を描くように回り、犬は指導手の左脚側に付いて一緒に回転するようにする。特に、左回転の場合、犬の回りを指導手が回るのではなく、指導手の回転に犬が合わせるような動作とする。

5点
2.停座及び遠隔から の伏臥、招呼

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、常歩にて脚側行進で前進し、約10歩前進した地点で犬に停座を命ずる。命ずる際には、指導手は歩度を変えることなく停座を命じ(声符と視符を併用してよい)指導手のみ常歩にて約20歩前進し、回れ右をして犬と対面する。審査員の指示により声視符による遠隔指導で犬を伏臥させ、審査員の指示により、犬を招呼し、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

5点
3.物品持来

実施要領等は、PGH1の服従作業2の5項の「物品持来」に準ずるが、ダンベル静止10秒後に犬が出発することと、ダンベルの重さが500g以上になることの2点が異なる。

5点
4.休止

実施要領等は、PGH1の服従作業の7項の「休止」に準ずるが、犬に腰を崩させる場合に、手で押したりしないことが異なる。(伏臥の姿勢でもよい)

5点
5.音響に
 対する確実性

犬に紐を付けてもよく、又、紐無しでもよい。
立止時の銃声テストは、指定された地点で犬に立止を命じ、指導手は犬の身体に触れることなくその側に立つ。約10m離れた地点でピストル(陸上競技のスタート用)を発砲し、音響に対する態度を見る。1回にて判定困難な場合は再度発砲する。
なお、前項の「休止」が終了した後に実施する。

    10点
足跡追及作業(70点)

 コースの全長250歩で5屈折の6直線とし、その内、2屈折は鋭角とする。(地形によっては審査員の指示によりコース各辺の長短を変更することができる。)
 遺留足跡を印跡(指導手以外の第三者が印跡する)した後、5分後に足跡追及作業を開始する。
 遺留物品は3個(途中に2個、最終地点に1個)とし、所要時間は5分以内とする。
 紐の使用は任意とするが、保持することはできない。
 紐付き、紐無しに関係なく第1遺留物品及び第2遺留物品の発見までは、PSH1の「足跡追及作業」と同じに約10m後を追従できるが、第2遺留物品の発見以後は、指導手は第2遺留物品の遺留場所に止まる。
 遺留足跡の印跡方法等はPSH1の「足跡追及作業」に準ずるが、第1遺留物品は第1屈折から約15歩進んだ地点の印跡線上に落として置き、第2遺留物品は第3屈折から約25歩進んだ地点の印跡線上に落として置き、第3遺留物品(最終遺留物品)はコースの最終地点に置く。
 追及作業の開始前にあらかじめ審査員に犬が遺留物品を発見した場合の動作(直前に座るか、伏せるか等)を報告する。なお、遺留物品を発見した時の動作は、口ではくわえないこと。
 その他についてはPSH1の「足跡追及作業」に準ずる。

1. 出発点での犬の臭気採取態度 5点
2. 出発点から第1遺留物品までの追及態度 10点
3. 第1遺留物品の発見態度 5点
4. 第1遺留物品から第2遺留物品までの追及態度 15点
5. 第2遺留物品の発見態度 5点
6. 第2遺留物品から最終遺留物品までの追及態度 20点
7. 最終遺留物品の発見態度 10点
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警察犬臭気選別第3科目 Polizei Auswahlung Hund 3(PAH 3)
服従作業(30点)
1.声符のみによる
 紐無脚側行進
コース、実施要領は、PAH2の服従作業の1項の「声符のみによる紐無脚側行進」と同じ。 5点
2.停座及び遠隔からの
 伏臥、立止、招呼
実施要領等は、PAH2の服従作業の2項の「停座及び遠隔からの伏臥、招呼」に準ずるが、遠隔による伏臥の後に、立止が加わり、招呼となる。 5点
3.物品持来 実施要領等は、PAH2の服従作業の3項の「物品持来」に準ずるが、ダンベルの重さは1kg以上とする。 5点
4.休止 実施要領等は、PAH2の服従作業の4項の「休止」と同じ。 5点
5.音響に対する確実性 実施要領等は、PAH2の服従作業の5項の「音響に対する確実性」と同じ。  10点
臭気選別作業(70点)(他人移行臭)
実施要領等は、PAH2の「臭気選別作業」に準ずるが、次の3点が異なる。

本臭は、指導手以外の第三者の移行臭とし、誘惑臭は、指導手及び本臭の第三者とは別人の第三者4名の移行臭とする。

本臭をどれにするかは、審査員の指示により決め、途中で変更はしない。

本臭、誘惑臭ともそれぞれ原臭者が、8時間程度肌に直接着用したシャツ、靴下、手袋等のうち同一品を原臭とする。

 以上の実施要領により、本臭の付いた選別物品の位置を変えて4回行うが、連続3回正解した場合は4回目を省略する。なお、本臭の付いた選別物品を置く位置は、その都度、審査員の指示による。


連続3回成功 70点
3回成功 60点
2回成功 40点
3回失敗 不合格
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警察犬警戒第3科目 Polizei Bewachrung Hund 3(PBH 3)
服従作業(30点)
1.声符のみによる
 紐無脚側行進
コース、実施要領は、PBH2の服従作業の1項の「声符のみによる紐無脚側行進」と同じ。 4点
2.前進及び遠隔指導
 による方向変換

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、指導手は出発点に止まったまま声視符により犬に出発を命じ、犬が約50歩前進したら、審査員の指示により、犬を立止させ、審査員の指示により、左(右)方向に向けて出発させる。左(右)方向に約30歩進んだら立止させ、逆に右(左)方向に戻し、中央地点を過ぎ約30歩進んだら立止させ、審査員の指示により、犬を再び中央地点に戻し、立止させ、審査員の指示により、犬を招呼し、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。(以上は1動作1声視符とする)
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

5点
3.停座及び遠隔から  の伏臥、立止、招呼

実施要領等は、PBH2の服従作業の3項の「停座及び遠隔からの伏臥、招呼」に準ずるが、遠隔からの伏臥の後に、立止が加わり、招呼となる。

4点
4.障害飛越と
 物品持来

実施要領等は、PBH2の服従作業の4項の「障害飛越と物品持来」に準ずるが、ダンベルの重さは1kg以上とする。

4点
5.板壁飛越

約1.8mの板壁を往復飛越させる。
板壁から任意の地点で犬を停座させ、審査員の指示により、犬のみ出発させて板壁を飛越させた後、立止を命ずる。犬が完全に立止したら、審査員の支持により、再び板壁を飛越させて指導手のもとに戻らせ、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の支持により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

4点
6.休止 実施要領等は、PBH2の服従作業の5項の「休止」と同じ。 4点
7.音響に対する
 確実性
実施要領等は、PBH2の服従作業の6項の「音響に対する確実性」と同じ。  5点
警戒作業(70点)
1.仮設倉庫等の
 パトロール

実施要領等は、PBH2の警戒作業の1項の「仮設倉庫等のパトロール」に準ずるが、遮蔽物を6箇所に、パトロールする箇所を5箇所いすることが異なる。

15点
2.仮装犯人の
 発見及び咆哮

実施要領等は、PBH2の警戒作業の2項の「仮装犯人の発見及び咆哮」と同じ。

10点
3.仮装犯人の逃走
 捕捉と仮装犯人
 の監守護送

実施要領等は、PBH2の警戒作業の3項の「仮装犯人の逃走捕捉」と、4項の「仮装犯人の監守と護送」と同じ。

15点
4.鞄の監守及び
 仮装犯人の咬捕

鞄を盗み逃走せんとする仮装犯人を襲撃、咬捕、監守させる。(仮装犯人は片袖防禦衣を着用しムチを持つ)
出発点で犬を脚側停座さえ、指導手は片膝をついた姿勢で、約50歩前方に置いてある鞄(縦横約30cmの片掛け鞄)を監守する。この間、犬の首輪に手を掛けることは許されるが、犬は吠えたりせずに鞄を注視している。
審査員の指示により、仮装犯人が物陰から現れ、鞄を盗み逃走しようとする。これを見た指導手は直ちに犬に命じて逃走しつつある仮装犯人(小走りで約10歩逃げる)に向かって全速力で出発させる。仮装犯人は犬が約10mの地点に近づいたら逃走を止め、犬に向かって1歩踏み出して威嚇の態度を見せるが、犬はこれにひるまず襲撃し、咬捕する。この時、仮装犯人は犬の背部に軽くムチを2回当てる。指導手は犬が出発したら直ちに犬の後を追い、襲撃地点から約5m手前で止まる。犬が仮装犯人を完全に咬捕したら、審査員の指示により、仮装犯人は抵抗を止める。指導手は犬に「止め」の命令をかけ、咬捕を速やかに止めさせ、次いで「伏せ」の命令をかけ、その場に伏臥させる。

20点
5.仮装犯人監守護送

犬に伏臥の姿勢で仮装犯人を監守させ、審査員の指示により、指導手は仮装犯人の背後から身体検査を行い、鞄とムチを取り上げて、犬を呼び寄せ、脚側停座させる。続いて、指導手は仮装犯人に「前に歩け」と命じて、指定された地点に向けて仮装犯人を歩かせ、その約3m後方から犬と共に背面護送する。
指定された地点に着いたら、審査員の指示により、指導手は犬に「止まれ」の命令をかけ、仮装犯人と犬を停止させ、犬に停座を命じ、犯人を審査員に引き渡した後、犬を呼び寄せ脚側停座させ終了とする。

                      10点
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警察犬足跡追及第3科目 Polizei Suche Hund 3(PSH 3)
服従作業(30点)
1.声符のみによる紐無
 脚側行進
コース、実施要領等は、PSH2の服従作業の1項の「声符のみによる紐無脚側行進」と同じ。 5点
2.停座及び遠隔からの
 伏臥、立止、招呼
実施要領等は、PSH2の服従作業の2項の「停座及び遠隔からの伏臥、招呼」に準ずるが、遠隔による伏臥の後に、立止が加わり、招呼となる。 5点
3.物品持来 実施要領等は、PSH2の服従作業の3項の「物品持来」に準ずるが、ダンベルの重さは1kg以上とする。 5点
4.休止 実施要領等は、PSH2の服従作業の4項の「休止」と同じ。 5点
5.音響に対する確実性 実施要領等は、PSH2の服従作業の5項の「音響に対する確実性」と同じ。   10点
足跡追及作業(70点)

 コースは全長350歩の7屈折で、その内、2屈折は鋭角とする。原則として舗装道路の横断が1箇所、不規則な曲線コースも設ける。(地形によっては審査員の指示によりコース各辺の長短を変更することができる。)
 遺留足跡を指導手以外の第三者が印跡した後、10分後に足跡追及作業を開始する。
 遺留物品は3個(途中に2個、最終地点に1個)とし、所要時間は7分以内とする。
 指導手は紐無しで追従し、第1遺留物品は第4コース以後に置き、指導手は、第1遺留物品の発見までは出発点に、以後は次の遺留物品を発見するまで、その地点に止まる。
 その他の要領等についてはPSH2の「足跡追及作業」に準ずる。

1. 出発点での犬の臭気採取態度 5点
2. コース全般の追及態度 45点
3. 第1遺留物品の発見態度 5点
4. 第2遺留物品の発見態度 5点
5. 最終遺留物品の発見態度                10点
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警務科目 Polizei Hund (PH)
服従作業(25点)
1.声符のみによる
 紐無脚側行進

コース、実施要領は、PSH2の服従作業の1項の「声符のみによる紐無脚側行進」と同じ。

3点
2.停座及び遠隔からの
 立止、伏臥、招呼

PHの服従作業の1項の「声符のみによる紐無脚側行進」における復路の最終コースにおいて、速歩で脚側行進中に犬に停座を命ずる。命ずる際には、指導手は歩度を変えることなく停座を命じ(声符と視符を併用してよい)、犬が停座したら、指導手のみ常歩にて約20歩前進し、回れ右をして犬と対面する。審査員の指示により、声符による遠隔指導で犬を立止させ、審査員の指示により、声符による遠隔指導で犬を伏臥させ、審査員の指示により、犬を招呼し、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

4点
3.物品持来

出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、重さ2kg以上の木製のダンベルを前方7m以上に投げ、ダンベル静止後、審査員の指示により、犬に「持って来い」等の命令をかけ、出発させて、ダンベルを持来させる。犬がダンベルを持来したら、直前に対面停座させ、正面で受け取り、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

2点
4.連続障害往復飛越

直線上に「1mの障害」「幅約2mの溝又は跳躍台」「1.8mの板壁」の順に障害を設置し、連続で往復飛越させる。
障害から任意の地点で犬を停座させ、審査員の指示により、犬のみ出発させて順次障害を飛越させた後、立止を命ずる。犬が完全に立止したら、審査員の指示により、再び障害を順次飛越させて指導手のもとに戻らせ、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。
なお、指導手は1m障害の手前の任意の地点に止まったまま命令するかが、各障害で声符を掛けてよい。

6点
5.前進及び方向変換

出発点で脚側停座させい、審査員の指示により、指導手は出発点に止まったまま声視符により犬に前進を命じ、犬が約50歩前進したら、審査員の指示により、遠隔指導で犬を立止させ、審査員の指示により、左に約30歩、右に約30歩進ませた後、審査員の指示により、犬を招呼し、犬が直前に来たら対面停座させ、審査員の指示により、脚側停座させる。
その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

5点
6.休止

犬を伏臥させ、腰を崩させ、休めの姿勢をとらせて、5分間、休止させる。
審査員の指示により、指定された地点で犬を伏臥させたら、指導手は犬の正面方向に常歩で犬から離れ物陰に隠れる。5分経過後、審査員の指示により、常歩で犬のもとに戻り、その右側に立ち、審査員の指示により、脚側停座させる。

5点
臭覚作業(50点)
1.足跡追及

 コースは全長250歩で5屈折の6直線とし、その内、2屈折は鋭角とする。なお、6直線の内、1コースのみ曲線とし、他のコースは概ね直線とする。また、5屈折の内、3箇所は直角とし、2箇所は鋭角とする。(地形によっては審査員の指示によりコース各辺の長短を変更することができる)
 遺留物品は3個(途中に2個、最終地点に1個)とし、途中第3コースに1個、第5コースに1個落として置き、最終地点に1個浅く埋没させて置く。
 指導手以外の第三者が遺留足跡を印跡した後、10分後に足跡追及作業を開始する。所要時間は5分以内とする。
 出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、指導手は「捜せ」等の命令をかけ、犬に方向を示すことなく追及させる。
指導手は犬に追及を命じた後も、犬に追従することなく出発点に止まり、犬が第1遺留物品を発見したら、審査員の指示により、速やかに、犬のもとに行き、遺留物品を受け取り、更にその先の印跡を声符のみで追及させ、次に第2の遺留物品を同じ要領で発見させ、更に最終の遺留物品を同じ要領で発見させたら、審査員に計3個の遺留物品を提出して終了とする。
 その他についてはPSH2の「足跡追及作業」に準ずるが、紐無しとする。

   20点
2.地域捜索

 広さ約50×50平方メートルの地域(遺留物品が見えないような草地を使用)を指定し、その地域内を犬が捜索する。なお、その地域内の任意の地点に審査員により3個の木片(1個の大きさ3cm×3cm×10cm)を投入した後、約10分後に捜索作業を開始する。所要時間は10分以内とする。
 出発点で脚側停座させ、審査員の指示により、投入物品と同一臭を付着させてある同じ木片を原臭として、指定地域外から犬を出発させる。
 指導手は声視符により投入物品の捜索を命じ、10分以内に3個の物品を捜索発見し、指導手のもとに持来させる。
 犬が物品を持来したならば正面で受け取り、審査員の指示により、脚側停座させる。
 その際、犬は指導手の後を回っても、直接左脚側に付いてもよい。

15点
3.臭気選別 実施要領等は、PAH3の「臭気選別作業」に準ずるが、臭気選別作業は2回実施し、1回の所要時間は1分以内とする。
 2回成功 15点
 1回成功 10点
 2回失敗 0点
15点
警戒作業(25点)
1.物品監守

 犬は紐付にて繋留し、鞄又はこれに相当する物を監守を命じて、指導手は犬から離れ、指定された、約10m以上離れた遮蔽物の陰に隠れる。
 犯人は2回に亘り奪取を試みることとし、1回目は正面から軽く、2回目は方向を変えてムチ等を使用し威嚇を加えながら、奪取を試みるものとする。

10点
2.パトロール、禁足、
 襲撃、監守、護送

 約50歩前方にある遮蔽物をパトロールさせ、その陰にいる仮装犯人を発見し、吠えて指導手に知らせると共に、威嚇、禁足をする。
 襲撃、監守、護送の実施要領等は、PBH2「警戒作業」の3項「仮装犯人の逃走捕捉」及び4項「仮装犯人の監守と護送」に準ずるが、その途中で、犯人が逃走を試みるが、犬は命令を待たず襲撃し、捕捉したならば、審査員の指示により、指導手は「中止」の命令をかけ、捕捉を止めさせ、再び4項の「仮装犯人の監守と護送」により護送し終了とする。

15点
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